学研よみものウェブ ほんちゅ!

ホーム ウェブ連載コラム私の1冊 > 第1回 尾木直樹(尾木ママ)

ウェブ連載コラム

「自分の意見を発信して生きていくこと」の大切さを教えてくれる1冊

ogi_issatu
 私が今、読んでもらいたい1冊は、石垣りんさんの詩集『表札など』です。

 初版は1968年ですが、私がこの本に出会ったのは、2000年頃。ちょうど復刊本が出版されてすぐの頃ですね。

 石垣さんのほかの作品もほぼすべて読んでいますが、その中でも『表札など』に特に惹かれた理由は、“自分の考えを伝えよう”という強さのあるところ。今、本音や思っていることが言いづらくなっている風潮があるけれど、やっぱり自分の意見をしっかり発信して生きていくべきではないか、と改めて考えさせられました。

とりわけ印象的なのは「表札」という詩の中の「精神の在り場所もハタから表札をかけられてはならない」という言葉。

 私も昔、肩書きではなく自分の名前だけで仕事をしたいとの思いから、肩書きの入っていない名刺を使っていたので、この箇所にはとても共感しました。より自分の価値観に自信を持たせてくれたような気がします。

 大好きで、中学の教師時代に教材として使ったこともあるくらい大事な1冊。本当に素敵なので、お世話になった方みんなにプレゼントしたい!(笑) 年齢、性別も関係なく、ぜひたくさんの方に読んでもらいたいですね。特に、これから社会に出る大学生にオススメです。

尾木直樹(尾木ママ)

1947年、滋賀県生まれ。教育評論家、法政大学教職課程センター長・教授、臨床教育研究所「虹」所長。早稲田大学卒業後、中・高などで教員として22年間ユニークで創造的な教育実践を展開。現在も大学で教壇に立つほか、調査・研究、テレビ・ラジオ出演、評論、講演、執筆活動にも取り組む。最近は「尾木ママ」の愛称で多数のメディアで活躍中。著書は200冊(監修含む)を超える。近著に『尾木ママの子どもを伸ばす言葉、ダメにする言葉』(成美文庫)。
・オフィシャルサイト 
・オフィシャルブログ

ogi_pr

「全国のおじいちゃん、おばあちゃんが、どのようにお孫さんに接すればいいか、その基本的な構えと具体例を紹介した1冊です。新しい子育ての知識をちりばめつつ、若い世代のパパ・ママにも意見をもらいながらまとめているので、祖父母世代の方だけでなく、家族みんなで楽しんでいただける本になっていると思います。 それぞれが読んだ感想を言いあったりすることで、『ウチはこうしよう』というその家庭での方針を共有するきっかけになってくれたらうれしいですね」

更新日:2014/8/18

バックナンバー


  • よくあるご質問
  • 学研70周年
  • 学研ゼミ
  • 脳と創造
  • 幸福への近道
  • マララ
  • ムープラス
  • がっけんのえほんやさん
  • フィッテ
  • 学研BookBeyond 電子書籍ストア
  • 新版 生きるヒント
  • 図解 はじめての株訂正箇所一次投票受付中

学研よみものウェブ ほんちゅ!

PAGE TOP