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逆襲とは、情熱と行動力のことである

abe_issatu    僕は本が好きです。言葉を扱う仕事をしているから、おそらくきっと人並み以上に好きだと思います。そんな僕も、もし「本の未来の可能性を考えなさい」というテーマを与えられたとしたら、どこまで語れるか…(みなさんはどうですか?)

   著者の内沼さんは本への圧倒的な熱量で、本の可能性を伝えていきます。僕がいちばん感銘を受けたのは、本を論じるだけでなく、本の可能性を拡張しながら、次々とアイディアを実現している姿勢。下北沢にある本屋「BB」もそのひとつ。新しい街の本屋をつくるってわくわくしますよね。でもそう簡単にできる訳がない。本と人との偶然の出会いを生みだすために、本屋さんで毎日誰かのトークライブを開催する。毎日にこだわると磁場ができる。磁場ができると人がどんどんやってくる。この本に書かれているビジョンが次々と現実になっている。他に紹介されている具体的な企画も、ぜひ本を見てほしいです。

   本という存在が生き生きしてくる「本の逆襲」。「逆襲」に込められたメッセージには、「本だけじゃなくて、何でもいい。自分のことでもいい。今うまくいってないとされることの多くは情熱と行動力でひっくり返せる」という内沼さんからのメッセージにも感じました。考えに考え抜いて、でも何より直感を信じて動き始めること。本が好きな人はもちろん、いま何かにくすぶっている人、きっかけが欲しい人にも読んでもらいたい一冊です。

阿部広太郎(あべ・こうたろう)

1986年生まれ。コピーライター。東京コピーライターズクラブ/30オトコを応援するプロジェクトチーム「THINK30」所属。企画し、コピーを書き、人に会い、繋ぎ、仕事をつくる。言葉を味方に、大きな問題を発見して解く。全部やる。最近の仕事は、東進「いつやるか?今でしょ!」、バンド「クリープハイプ」プロジェクト、ルーミート(カンガルー肉)を日本に広めるプロジェクト、など。

・Twitterアカウント @KotaroA

abe_pr「今年のはじめからクリープハイプと深く関わらせてもらって、アートディレクターの中尾祐輝とアートワークやブランディングを担当しています。新しい曲を聴くたびにある心をなぐられる感覚。これをひとりでも多くの人と共有するにはどうしたらいいかずっと考えています。「エロ」も「二十九、三十」も誰もが持つ切実さが歌にされていて、『色気』をテーマに、写真家の森栄喜さんの力を借りて形にしていきました。仕事の帰り道に聴くとさらにぐっと来ます」

更新日:2014/9/10

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