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《8》どうあがいても
外国語がモノにならないなら、
日本語を極めればいい。

グローバル化が進む現代では、

まるで外国語を勉強していなければ人ではないかのようだ。

だが、外国語の勉強がそもそも生理的に合わず、

何度試しても外国語の勉強が継続できない人は一定数で存在する。

考えてみれば、これは当然のことである。

世の中には様々な“音痴”がいて、算数音痴もごまんといる。

最後まで隠し通せるかどうかは別として、

どんなに優秀な人にも、

必ず“音痴”な部分があるはずだ。

何を隠そう私自身がそうであり、私はそういう人たちの苦悩を共有している。

そういう人たちに向けて、何としてでも敗者復活の場を拓きたい、

と真剣に願いながら、私はこうして本を書いている。

もしあなたが、

どうあがいても外国語がモノにならないというのなら、

もうこれからは、外国語の勉強をしなくてもいい。

外国語の勉強をやめた瞬間、あなたの前に、ドカンと人生の自由時間が生まれる。

そして新しく生まれたその自由時間に、他の勉強をすればいいのだ。

たとえば、すでにあなたがペラペラに話せる母語「日本語」の勉強はどうだろう。

これは決して冗談で言っているのではない。

「人は生まれながらにして言語を獲得するための装置(=普遍文法)が備わっている」

言語学者のノーム・チョムスキーは、こう仮説を打ち立てた。

生まれつき、普遍文法が備わっているからこそ、

世界中の子どもたちは文法を意識しなくても自然に母語を話せるようになる。

そう考えると、

我々が大人になってから外国語を学ぶという行為は、

自然の摂理に反しているということになる。

すでに閉じてしまった扉を無理やりこじ開けて、そこに知識を詰め込むことが、

大人になってから外国語を学ぶという行為なのだから。

もちろん、これを負け惜しみだと揶揄する人が登場するだろうが、

そんな連中は放っておけばいいのだ。

周囲が外国語で苦労している間に、

あなたは日本語をより深く勉強して極めればいい。

語彙力を増強するための本を読み、

それと同時進行で、様々な本を読み込んでいけばメキメキ力がつく。

語彙力を増強したいなら、

公立高校の国語の受験問題集を何度も解いてみるといい。

概して質が高く、非常に学びやすいため、おすすめである。

より高いレベルで語彙力を極めたければ、名作と評される小説がおすすめである。

 

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更新日:2018/8/6

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プロフィール

千田 琢哉 (せんだ たくや)

文筆家。
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。
東北大学教育学部教育学科卒。
日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。

■E-mail
info@senda-takuya.com

■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/

作品紹介

生き残るための、独学。
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