完璧主義の人は、迷う。
完璧主義の人は、たとえ100点満点中95点でも、「残りマイナス5点のところで嫌われるのではないか」→「だったらやめておこう」と考えます。
「100点満点をとれなかったらどうしよう」ということで、迷うのです。
定食を頼む時に、たとえカツがワラジでも、キャベツがおいしいとか、ごはんがおいしいとか、おみそ汁がおいしいとか、豚汁がおいしいということがあります。
1%主義の人は、それでいいのです。
「つけ合わせのお漬物がおいしいよね。名称を『お漬物定食』にしたほうがいいよ」という感覚です。
1%主義の人は、「どれかが当たればいい」と考えるので、迷わなくなります。
得点に目が行く人は、嫌われることを恐れていないのです。
完璧主義の人は、みずからの成長には関心がありません。
関心があるのは、自分のマイナスの部分を他者から嫌われたらどうしようということなのです。
更新日:2016/7/28
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