一人暮らしでも、「行ってきます!」宣言
ビジネスは、朝で決まる! これは、間違いありません。
さあ、会社に向かおう、仕事に取り掛かろうというタイミングで、いいスタートダッシュを切れば、ビジネスは必ずいい流れに乗ると断言できます。
そのための朝の習慣は、じつは、「家を出るとき」から始まっています。
一人暮らしで、たとえ自分のほかに誰もいなくても、「行ってきます!」と、元気よく言ってから出かけましょう。
一番のポイントは、「大きな声」です。テンション低く「行ってきまぁす」でも、ため息まじりに「行ってきます……」でもダメ。
ハキハキと大きな声で、「行ってきます!」と言い切ることが大切です。
「行ってきます!」のひと言で、「内」と「外」のメリハリがついて、一瞬でビジネスモードに切り替わります。さらには、これが声を出す予行演習となって、職場で人と会ったときに、元気に話しかけることもできます。
黙々と支度をして、家を出て、会社に着くまでひと言も発しない……。これでは、みずから成功を棒に振っているようなものです。
「行ってきます」──改めて見ると不思議な言葉です。
きわめてシンプルに、「行って」「くる」と宣言している。さながら戦いに出向く人が、「必ず大切な場所に帰ってきます」と約束している雰囲気すら感じます。そう思うと、なんだか気合が入る言葉にも見えてきませんか?
「~するぞ、オー!」「ワーッ」などと叫ぶのは気恥ずかしくて、できないものです。その点、「行ってきます!」なら、大声でも言いやすいのです。
更新日:2016/4/26