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“はじめの1分”に
神は宿る。

これまでに私が出逢ってきた1万人以上のビジネスパーソンを観察した結果、
気づかされたことがある。
仕事が速い人は、例外なくスタートダッシュが速かった。
反対に、仕事が遅い人は、いつもモタついて、スタートダッシュが遅かった。
しかも彼らを定点観測しているうちに、より恐ろしい事実に気づかされた。
仕事が速い人は、どんどんスタートダッシュに磨きがかかっていくのに対し、
仕事の遅い人は、どんどんスタートダッシュが鈍くなっていったのだ。
両者の差は宇宙の拡張現象のごとく、拡がり続けるばかりだった。
実際に、現場で指導を経験した立場から言わせてもらうと、

20代でスタートダッシュを鍛えていない人間を、
30代以降で矯正しようとしても相当に難しい。

もちろん、30代以降でも矯正することは不可能ではないが、
たとえばこうして本を読んで知識を得たら、
読み終えて即、行動ができるような素直な人に限られる。
では、具体的にどうすればいいのか。
それは

「つべこべ言わず、とりあえず1分間だけやってみる」

ということだ。
とりあえず、パソコンの電源を入れてみる。
とりあえず、本に折り目をつけて1ページ読んでみる。
とりあえず、ペンを握って紙に何かを書いてみる。
“はじめの1分”に神は宿るのだ。
とりあえず、はじめの1分だけ仕事をやってみると、
そのままズルズルと時間が経って自然に仕事に没頭しているものだ。
「とりあえず1分」のつもりが、1分では済まなくなるというわけだ。
多くのエース社員がこっそりと守っていたこの法則に気づいた私が、
“はじめの1分”の虜(とりこ)になったのは言うまでもない。
現在の執筆活動でも“はじめの1分”を存分に活かしているし、
ふと気がつくと、1分だけのつもりが、食事も忘れて12時間くらい、
あっという間に過ぎていることも珍しいことではない。
あなたも騙されたと思って、人生でたった1日だけでいいから試してほしい。
きっと、“はじめの1分”の虜になるに違いない。
神は“はじめの1分”に挑んだ者に幸福を与えるように宇宙を創造したのだ。
だったら、神の創造したこの自然の摂理に則らないのはもったいない。

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(※この連載は、毎週月曜日・全8回掲載予定です。次回は10月23日掲載予定です。)

更新日:2017/10/16

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プロフィール

千田 琢哉 (せんだ たくや)

文筆家。
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。
東北大学教育学部教育学科卒。
日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。

■E-mail
info@senda-takuya.com

■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/

作品紹介

「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。

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