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第4回 忘れてしまいたい時に

◎話すことで手放すことができる◎

 人に話を聞いてもらうことも、マイナスの感情を捨てるのに有効な方法です。
 人は誰でも、話を聞いてもらいたいと思っているものです。
 うれしいことは、誰かに伝えると、ハッピーな気持ちが倍になります。
 落ち込んでいる時も、話を聞いてもらっただけで苦しみが半分になり、気持ちがすっきりしたという経験を持つ人も多いでしょう。
 心理カウンセリングの現場では、話すことは「放す」こと、といいます。
 カウンセリングの専門家は、最初のうちは、クライアント(相談者)の話をじっくりと聞くことに集中します。
 アドバイスをすることはほとんどありません。
 それでも、クライアントは話が終わると、表情が明るくなり「気分がすっきりしました」と言う方が多いのです。
 誰かに話すことで、心の中のマイナスの感情を放す、つまり捨てることができたからです。
 もちろん、話を聞いてもらう相手は誰でもいいわけではありません。
 自分に好意を持ってくれている人や、信頼できる人を選ぶといいと思います。
 そういう人は、「悩みを聞いてほしい」という願いを、きっと受け入れてくれます。
 そういう人がまわりにいないなら、信頼できるカウンセリングの専門家を頼ってもいいかもしれません。よく探せば、無料でやっているところもあります。
 逆に、うわさ話や人の悪口が好きな人、口が軽い人など、いわゆる他人の不幸を喜ぶタイプの人には話さないほうが賢明です。
 しっかり相手を見きわめれば、話を聞いてもらうだけで確実にマイナスの感情を捨てることができます。
 話を聞いてもらったら、相手にお礼を言うのも忘れないようにすることが大切です。

更新日:2016/1/1

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プロフィール

うえにし あきら

東京都出身。著述家。
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の「成心学」理論を確立し、人々を元気づける著述活動を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得。
主な著書に、『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版社)、『平常心のコツ』(自由国民社)、『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房)など。

作品紹介

心のそうじ
心配事と不安が消える88の言葉

201512kokoronosoji_cover人生はシンプルになるほど生きやすい! 人気カウンセラー・植西聰による、心配事や不安が消えて穏やかに生きるためのエッセイ集。
定価:本体1,200円+税/学研プラス
(旧学研パブリッシング)


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